GIMP「今日の技」について

GIMPその他(今日の技)

項目

GIMP今日の技

GIMP技

デフォルトの設定であれば、GIMP起動時に必ず出てくる「GIMP今日の技」。

始めは、何言ってるかさっぱりかもしれませんが、
後々、かなり役立ちます。

GIMP今日の技」だけあって、なかなか普通じゃ解りずらい
小技をマスコットキャラクター「ウィルバー」君が教えてくれます。

口調が上から目線で、気になるが・・・
かなり解りやすいと思います。

そんな「GIMP今日の技」をまとめてみましたので
少し目を通しておくといいかもしれません。

※ここで紹介している「GIMP今日の技」はGIMP2.6のものです。
GIMP2.4とは一部異なる場合があります。

GIMP今日の技まとめ

F1キーを押すことで、いつでもGIMP機能の状況適応ヘルプを呼び出すことができるんだ。 これはメニューの中でも使えるよ。(ただし英文ね。)

GIMPではレイヤーというものを使って画像をまとめているんだ。 まぁ、アニメで使われるセル画を何枚か積み重ねたものをみているようなものだと思ってくれればいい。


レイヤーダイヤログ内のそれぞれのレイヤー名の上で右クリックをすると、レイヤーに対するいろんな操作が行えるんだ。

編集中の画像を保存する時は、GIMP固有のXCF形式(拡張子は.xcf)で保存しよう。 これだとレイヤーやチャンネルといった、作業中の状態のすべてを記録してくれるんだ。 画像を完成させてから、JPEG、PNG、GIFとして保存(ファイル→名前を付けて保存)しようね。


大半のプラグインは今作業中の画像ノアクティブなレイヤーだけに働くんだ。 だから画像全体に効果を与えたいときには画像を統合(画像→画像の統合)する必要があるんじゃないかな。

レイヤーダイヤログでレイヤー名が太字で表示されていたら、そのレイヤーはアルファチャンネルを追加できるよ(レイヤー→透明部分→アルファチャンネルを追加)。 名前が細字で表示されているレイヤーはアルファチャンネルを持っているんだ。 もちろんそのアルファチャンネルを削除することもできるよ(レイヤー→透明部分→アルファチャンネルを削除)。


全部のプラグインがすべての種類の画像に使えるわけじゃないんだ。 作業中の画像に対して使えないやつは、メニューがグレーアウトして選択できなくなっているはずだよ。 そんな時にはRGB形式にしたり(画像→モード→RGB)、アルファチャンネルを加えたり(レイヤー→透明部分→アルファチャンネルを追加)、画像を統合してみたり(画像→画像の統合)するといいかもしれないね。

ファジー選択、自由選択、色域を選択ではAltを押しながらドラッグすると選択範囲の移動ができるよ。 もしウインドウが動いてしまうのであれば、君の使っているウインドウマネージャーがすでにAltをつかっているんだ。 そういうときはShiftを押しながら試してみてね。


ウインドウにGIMPの色々なものをドラッグ&ドロップすることができるよ。 例えばツールボックスやカラーパレットから色をドラッグして画像ウインドウにドロップすると、その色で画像や選択範囲が塗りつぶせるんだ。

表示されている窓よりも画像のほうが大きい場合には、マウスの中ボタンか(設定されていれば)スペースキーでずりずり表示領域を動かせるよ。


ルーラの上からドラッグするとガイド画像上に引き出せるよ。 選択範囲なんかはこのガイドに吸いつくようになっているんだ。 このガイドは移動ツールを使って画像上から追い出すこともできるようになってるよ。

レイヤーダイアログからツールボックスへレイヤーをドラッグして持っていくこともできるんだ。 するとそのレイヤーで新しい画像を作るんだ。


フローティング選択範囲は新規レイヤーか最後に操作したアクティブレイヤーに固定する必要があるんだ。 レイヤーダイアログで”新規レイヤー”か”レイヤー固定”ボタンをクリックするか、メニューを使うのさ。

GIMPは自動gzip圧縮をサポートしているよ。 単に拡張子.gzを(bzip2がある時には.bz2の方がいいかな)付けるだけで、自動的に圧縮されるようになってるんだ。 もちろん、読み込むときにも自動で展開されるよ。



選択範囲をチャンネルに保存して(選択→チャンネルに保存)、描画ツールでこのチャンネルを修正することができるよ。 チャンネルダイアログのボタンを使って、 このチャンネルを表示したり選択範囲に変更したりできるよ。

すでに選択範囲があって、新たに範囲を選択しようとする前にShiftキーを押したままにしておくと、前にあった選択範囲を置き換えるんじゃなくって、付け加える事が出来るんだ。 Ctrlを押しながら始めれば範囲をさっ引く事になるしね。


「編集」→「選択範囲の境界線を描画」を使ってアクティブなブラシで選択範囲の縁に沿って描くことができるんだ。 正方形や正円を書きたい時には便利だね。 もっと複雑な図形を描きたい時にはパスツールや「フィルタ」→「下塗り」→「シェイプ(Gfig)」だね。

パスを描画(編集→パスの境界線を描画)するときは描画ツールを使って描くことができるよ。 グラデーションモードを使ってブラシで描画することもできるし、パターンを使ってスタンプで描画したり消しゴムツールやにじみツールだって使うことができるんだ。


パスツールを使って複雑な選択範囲を作れるよ。 パスダイアログでは複数のパスで作業したり選択範囲に変換したりできるんだ。

選択範囲を変えるために描画ツールを使うことができるよ。 画像ウインドウの右下の”クイックマスク”ボタンをクリックしよう。 ツールでの描画が終わったら、もう一度クリックしてみよう。 いつもの選択範囲表示に戻るよ。


画像がきゅうくつなときは、画像ウインドウで何回かTabキーを押すことでツールボックスやダイアログを出し入れすることができるんだ。

レイヤーダイアログで「目」のアイコンをShiftを押しながらクリックすることで、それ以外のレイヤー全部を隠すことができるんだ。 もう一回同じ事をすれば全部のレイヤーが表示されるようになるよ。


レイヤーダイアログで、レイヤーマスクのサムネイルをCtrlを押しながらクリックするとレイヤーマスクを有効無効を切り替えられるんだ。

AltをおしながらTabを押すとレイヤーを順に切替えられるんだ。(ウインドウマネージャがこのキー割当を横取りしてなければね・・・・)



塗りつぶしツールではCtrlを押しながらクリックすると、背景色で塗りつぶすことができるよ。 スポイトツールではCtrlを押しながらクリックすると、背景色にその色をセットできるんだ。

回転ツールでは、Ctrlを押しながらドラッグすると15度毎に回転するよ。



スキャンした画像の色が減っちゃうときには、レベルツール(色→レベル)で”自動調整”ボタンを使ってトーンを簡単に改善することができるよ。 カラーキャストがあれば、カーブツール(色→トーンカーブ)で修正することができるよ。

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